劇団さくらまち第3回本公演「伝説の勇者の作りかた(作:八城 悠)」を無事終演しました!
終演といっても今回はコロナの影響もあって、無観客で収録という方法をとることとなりました。(鋭意、編集中……)
一方で今回はさくらまちにとっても異例の公演上演方法ということで、たくさんの取り組みが生まれました。もちろん辛く長い道のりではあったのですが、今振り返ると様々な取り組みをすることができとても実りのある公演でした。
例えば、今回革新的だったのはオンライン演出でした。劇団さくらまちの性質上、演出が遠隔になってしまう場合もしばしばありました。従来の演劇では稽古場に演出が必須(もちろん、それにこしたしたことないのは断っておく)でした。しかし、従来の固定観念を排することで見えてくることもあるだろうと、遠隔でも演出することができるのではという新たな挑戦でもありました。
劇団さくらまちの今までの潮流を考えると県外への進学や就職する場合もしばしばあり、それが理由で演劇から離れてしまうこともありました。ないし、現地に戻らなければ活動できないという壁もありました。しかし、社会の流れでもオンライン化が目立つ中で演劇でもこれが解消できないかと考えました。遠隔でもオンラインでも活動する方法があれば、より敷居は下がるのではないかと考えたわけです。
結果としてこの方式は大成功し、公演期以外でも演出やコメントのフィードバックなどに活用できるようにもなりました。これはさくらまちに新たな風を吹き込むのではないかと期待に胸を膨らませているところです。
閑話休題してしまうのは、悪い癖。戻ってきました。オンライン演出について気になる方はお問合せください。概要はお知らせすることができます。
さて、公演についてだったですね、うん、はい。
今回の公演では新たに最近劇団員になった、竹内悠花(役者)と山本菜桜(役者)と篠原安紀(音響)の3人が初舞台を迎えました。役者の2人はほぼ初心者の状態から舞台上で役を演じ切りました、また篠原さんも久しぶりの音響から素晴らしい音響を完成させてくれました。
また、前述している通り今回の公演は様々な面でチャレンジングでした。県内外を問わずその公演を完成させてくれた12人の仲間たちには心から感謝をしていますし、これからどんな公演を打っていけるのか今からワクワクが止まりません。
今後とも劇団さくらまちの活躍に期待してください!!!